本の虫になれなかった大人たちへ

-本嫌いの為の書評とライフハック-

【本嫌いの救世主!】使用方法も伝授。読書の理解度を助ける文房具3選

 

本嫌いなのだが、読書のスタイルにこだわりがある。

 

「できれば読んだ本の内容を1度で覚えておきたい」

特に本嫌いは一度読んだ本を再度読むのがしんどいので、そう思うだろう。

新書などの小難しい文章は少しでも楽をしたいのが、人間の性である。

 

本が嫌いだとしても、読書で使うツールにこだわると少しでも読書がしやすくなる。

むしろ本嫌いだからこそ、内容を理解する補助的ツールを使った方が良い。

 

この記事を読めば、本が嫌いな人でも使うと本の理解度を助けるようなグッズを紹介している。

 

 

ちなみに本が嫌いになった理由について、ブログを書くきっかけについては下記で紹介している。

本嫌いが本嫌いの為に書評ブログを立ち上げました - 本の虫になれなかった大人たちへ

 

 

ココフセン

これがないと始まらない。

使い方は簡単。気になったページに貼るだけ。

しおり代わりに使っても良いだろう。

この単純な作業をすると、こんなメリットがある。

  • 自分が気になった所を後で簡単に見つけることができる
  • どこまで読んだか一目で分かる
  • その本が自分にとってどれだけ有益だったか一目で分かる
  • 読み返すのが精神的にラクになる

 

ココフセンで貼った所は、自分にとって「心が動かされた部分」に該当することが多い。

「ためになった」「重要部分だ」「ここの主張は自分とは少し違う」など。

言い換えれば、その本が自分にとってどれだけ有益な情報を可視化する作業ともいえるだろう。

この作業をするだけで、本を売ってしまうか保存するかの指標にも使えたりする。

 

自分は小型のクールグレーを使っている。

好きな色で構わないが、あまり派手な色合いだと安っぽく見える気がする。

 

ブックカバーに張り付けておくと、本を読んでいる時にわざわざ探さなくて済むのが良い。

 

 

フセンマーカー

 

 

本を汚さずマーカーが引ける。貼るマーカー。

もし、本を売る時も綺麗に剥がせるので傷つけることがない。

使い方は自分がためになった所や、重要そうな所に引くだけ。

 

上で紹介したココフセンをページに張り付けることで、検索性を向上させている。

 

手のひらにすっぽり収まる程小さいので、持ち運びもできる。

外出先で本を読む派でも使いやすい。

 

ただ少し難点なのが、1ロール分あっという間になくなってしまうことだ。

1冊に1ロール保てばいい方かもしれない…

 

こちらもグレーを使っている。

再度読み返した時に、マーカーの部分にばかり注目してしまうことがなくなるのでグレーが良い。

 

小型のノート

 

自分が使っているのはダイアログノート。

 

DIALOG NOTEBOOK STORE

 

表紙のナンバーを塗りつぶすことで、ノートにナンバリングが可能である。

ノートには全てページ数が振ってあるので、後で検索する時に非常に便利だったりする。

自分はgoogle keepにノートの番号と本のタイトルとページ数をメモをし、

ブログ記事を作成する時や、読んだ内容でふと気になった際に見返している。

 

上で紹介したフセンマーカーで引かれた部分が、「なぜ気になったのか?」

「重要だと思ったのか?」をこの小さなノートに記載する。

これをすると、本への理解度がしない時よりも格段に向上する。

 

『読書大全』では「刻読」という手法で紹介されている。

添え書きの効用は、一つは記憶/想起の手がかりになることだ。もう一つは、抜き書きした言葉を核にしてある種の「結晶」が成長していくことがある。添え書きから「作品」が生まれるのだ。*1

本書では、読み返す時の為の作業のとして扱われているが、

読み返さなくても十分な程の記録になる。

読み返さない予定の本でもやっておく価値が十分ある。

 

小さいノートであればなんでも良いが、ダイアログノートは

紙質や検索性において「神ノート」なので、好んで使っている。

一度使ってしまうと、やみつきになると思う。

 

ちなみに方眼とドット方眼の2種類があるが、方眼を使っている。

 

まとめ

  • 気になった所のページにココフセン
  • 気になった所・重要な所にフセンマーカー
  • フセンマーカーで引いた所をノートに思った事を書く

 

もちろん人に合う合わないがあるので、色々試行錯誤していくことをおすすめする。

 

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*1:読書猿『独学大全』(ダイヤモンド社、2020年)517-518ページ