本の虫になれなかった大人たちへ

-本嫌いの為の書評とライフハック-

【挫折度:90%】仕事でも役に立つ挫折前提の本?!本嫌いの為のクソ分厚い本をレビューしてみた。『独学大全』読書猿

 

巷では「東大生が読んでいる本」とか「最強の鈍器本」とか話題になっている本。

「本嫌いが読んでも大丈夫なの?」と絶対思う。

だって750ページもあるんだもん。

 

実は、このブログを書くきっかけになった本だ。

小説が1ページで挫折するレベルで本が嫌いな自分が、

書評ブログを立ち上げたレベルでスゴい。自分で言うのもアレだが…。

 

 

(本が嫌いになった理由は↓)

本嫌いが本嫌いの為に書評ブログを立ち上げました - 本の虫になれなかった大人たちへ

 

この記事を読むと、マジモノの本嫌いの観点で『独学大全』が挫折する理由とか、

なぜこんなに評価されているのかが分かる。

 

 

挫折虫的に評価

  • 挫折度:90%
  • 紙か電子書籍か:紙を推奨
  • 再読度:★★★(MAX)
  • 一言で言うと:読書の固定概念を破壊してくれる良本

 

挫折度:90%

  • 挫折しました。
  • 総ページ数が750ページ越え
  • 重いし厚いのでダウンする
  • 「挫折前提」の作りになっているので気にしなくて良い

 

こんな感じ。

一気読みして挫折しない方がおかしい。

そんな人はこんなブログを読んでいないで、さっさと

本好きの為のブログを読んだ方が良い。

 

「挫折前提」の作りと記載したが、これはどういうことかというと

事典のように、知りたいことだけを調べるような読み方ができるような

作りになっている。

たとえば「読むのが苦手。助けて!」と思ったら、巻末に

そんな悩みに対する解決策が載っているページを教えてくれる。

 

この巻末の索引が本当に親切で助かる…。

 

読書嫌いの為の本

また、著者も元々読書が苦手な人らしいので、まさに「読書嫌いの為の本」の作りをしている。

なんなら、本の読み方まで教えてくれる。

挫折ばっかりして本の虫になれなかった、ただの虫的には

救いの糸みたいなものと感じる。本当に。

 

「ああ、本って挫折してもいいんだ…」

「一気読みが正義ではないんだ。」

そう思わせてくれた神本。

この本で読書観が変わるといっても過言ではないと思う。

 

項目ごとの内容は知的好奇心が掻き立てられるような文章なので、
実は読むこと自体にはさほど苦労しない。

1つの知りたい項目をサッと読んで終わり。

そんな使い方で良いのだ。

 

逆に言えば「再読必須」な本ともいえる。
再読のやり方も本書に記載しているので、安心してほしい。
 

だから、紙で置いておきたい本なのだ。

ただ…辞書並に分厚いので、置き場所に苦労するが…。
 

勉強以外にも仕事をする上でも使える

この本で紹介されるテクニックは、独学する事だけに使うのはもったいない。

さらに言えば、勉強する事だけに使うのはもったいないのである。

 

たとえば「全然やる気が出ない!」という状態。
 
調べてみるとポモドーロテクニックなど色々提示してくれる。
ポモドーロテクニックは様々なビジネス書で紹介される程、
時間管理テクニックではかなり有名なもの。
(ちなみに自分はポモドーロテクニックについては挫折しているという…)
 
このように、独学する時以外にも使えるのだ。

 

まとめ

  • 挫折度:90%
  • 紙か電子書籍か:紙を推奨
  • 再読度:★★★(MAX)
  • 一言で言うと:読書の固定概念を破壊してくれる良本

 

この本に救われる本嫌いが増えたら嬉しい。

「本は挫折して良いんだ」と、この本が実体験させてくれるのだから。

 

この本を読むときは是非挫折してほしいものだ。

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